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IT導入補助金2021(サービス等生産性向上IT導入支援事業)の概要 | 食品メーカー補助金ドットコム

IT導入補助金2021(サービス等生産性向上IT導入支援事業)」とは、経済産業省が主導する事業主のための補助金制度です。過去に平成28年度から実施され、2021年は5回目の実施となります。
働き方改革に伴うDX化や、コロナ禍によるオンライン対応を進める上で、ITツールの導入は欠かせません。IT導入補助金は中小企業・小規模事業者のITツールの導入をサポートします。
こちらではIT導入補助金の概要について、簡潔にまとめています。

IT導入補助金2021とは

事業の背景・目的

「IT導入補助金」とは、日々の業務を効率化するクラウドサービスや、生産性を向上させるためのシステムの導入など、企業経営におけるIT化を促進することを目的とした、さまざまなITツールの導入に活用できる補助金制度のことです。
特に中小企業・小規模事業者においては、IT導入補助金を活用することで、導入費用の負担が軽減されるため、自社の課題やニーズにあったITツール導入をじっくりと検討することができます。

制度の概要

IT導入補助金には、通常枠(A・B類型)と低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)があります。
通常枠は、業種・業態問わず、自社の課題にあったITツールを導入する際に、導入費用の1/2の補助が受けられます。申請にはIT導入支援事業者が申請業務をサポートするので、初めての方でも安心して申請を行うことができます。
低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、非対面化ツールの導入において利用できる補助金です。
例えば、テレワーク環境の整備や、非対面でもサービス提供が可能なビジネスモデルへの転換など、非対面による労働生産性の向上を目的としています。

通常枠(A・B類型)の概要

  • 導入費用の1/2、最大450万円を補助
  • 業種・業態問わずさまざまな企業に対応
  • 自社の課題にあったITツールを導入可能(IT導入支援事業の採択を受けたツールに限る)
  • IT導入支援事業者が申請・手続きをサポート

低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)の概要

  • 導入費用の2/3、最大450万円を補助
  • 非対面化ツールの導入が必須
  • PC/タブレット等のハードウェアにかかるレンタル費用も対象
  • 複数プロセスの非対面化や業務の更なる効率化を目的とした事業が対象

詳細は「IT導入補助金2021」の公式HPよりご覧頂けます。

参照:一般社団法人サービスデザイン推進協議会「IT導入補助金2021」

IT導入補助金2021のメリット

最大450万円の補助が受けられる

やはりITツール導入費用の補助を受けられることは大きなメリットです。通常枠では1/2、特別枠では2/3の費用負担が受けられ、最大450万円の補助金が支給されます。

原則返済が不要

IT導入補助金は原則として返済は不要です。導入するITツールとIT導入支援事業者を決め、申請の上採択されれば、補助金が支給されます。
ただし注意点としては、補助金は掛かった経費に対して支払われるため、はじめは自社で全額支払う必要があります。

業態や課題に問わずITツールから選べる

IT導入補助金の対象として選ばれているツールであれば、その中から自社の課題に合ったツールを導入できます。例えば、予約管理システムや、チェックリスト、RPAツールなど多種多様です。

IT導入補助金の対象となる要件

中小企業・小規模事業者等であること

IT導入補助金の対象となるのは、中小企業・小規模事業者に限られています。具体的な要件は、業種・組織形態、資本金、従業員数によって異なります。
概ね資本金が3億円以下、従業員(常勤)が300人以下の事業者が対象です。
詳細は以下のページをご覧ください。
参考:補助対象となる事業者|IT道入補助金2021

IT導入支援事業者が登録するITツールを導入すること

導入できるITツールは何でも良いわけではなく、IT導入支援事業者が登録するツールに限られます。
IT導入支援事業者とは、申請者である中小企業・小規模事業者の共同事業者として、ITツールの提案・導入および事業計画の作成支援をはじめ、各種申請手続きのサポートを行います。
IT導入支援事業者およびITツールは以下の検索ツールより探すことが可能です。
参考:IT導入支援事業者・ITツール検索

IT導入補助金2021の申請方法

IT道入補助金の申請・手続きの概要は以下のとおりです。

画像参照元:「IT道入補助金2021」公式HP

中小企業・小規模事業者の申請・手続きの流れ

  1. 事業の理解
    まずは公式サイトや公募要領を読み、補助事業の理解をします。
  2. IT導入支援事業者の選定、ITツールの選択
    自社の業種・業態、あるいは事業規模。さらに経営上の課題に沿って、解決策の検討とそrを実現するためのITツールを選定します。そもそも、どのようなITツールがあるかわからない、といった方が多いはずですので、IT導入支援事業者に相談をしながら、選定していきます。

  3. 「GビズIDプライムアカウントの取得
    IT導入補助金の申請は原則オンライン申請のみとなっています。GビズIDの取得は以下のサイトよりご覧頂けます。
    参考:GビズID 作成 | 経済産業省
  4. 「SECURITY ACTION」の実施
    SECURITY ACTIONとは、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度です。IT導入補助金の申請要件として、中小企業・小規模事業者自らが、「一つ星」または「二つ星」を宣言する事としています。
    参考:SECURITY ACTION セキュリティ対策自己宣言|独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

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